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おんぶ・抱っこをして自転車にのった理由「幼稚園・保育所の送迎」が6割超

独立行政法人国民生活センターは、「子どもを抱っこして自転車に同乗させるのは危険」と、あらためて注意喚起を行っている。

幼児が同乗できる自転車は、幼稚園・保育所などで車での送迎が制限されることの多い都市部では、重要な移動手段として高い需要がある。
その中で、2017年からの6年間の間に子どもを抱っこして自転車に同乗させているときに転倒したり、こどもが転落してけがをしたという事例が、死亡事故を含めて32件発生しているという。

各都道府県の公安委員会規則により、抱っこして子どもを同乗させることは法令違反。自転車に子どもを同乗させるためには、幼児用座席を使用するか、おんぶしなければならないこととされている。

その一方で、市販されている自転車の幼児用座席や自転車用ヘルメットは1歳以上が対象とされており、かつおんぶができるのは首すわり後とされている。

国民生活センターは、こういった背景から、やむを得ず、子どもを抱っこして自転車に同乗させているケースもあると見ている。

国民生活センターは、過去3年以内に、子どもを抱っこひもやおんぶひもを使って自転車に同乗させたことがあり、その頻度が週1日以上であった人1000人に対して調査を実施。

子どもを抱っこひも等を使用して自転車に同乗させた目的のうち、最も頻度が高かったものは「幼稚園・保育園への送迎」で、64・3%を占めていた。

2022年12月12日号より

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