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小学生の体力テスト 入学前の外遊び習慣で高いスコアが! 

スポーツ庁が10月18日に公表した「令和3年度体力・運動能力調査の結果報告書」によると、幼児期に外遊びをよくしていた小学生は、男女ともに学年があがるごとに体力テストの合計点で高いスコアを出す傾向があることが分かった。
同調査は、昭和39年の東京オリンピックの開催年から毎年行われており、6歳(小学一年生)から79歳までの国民の体力、運動能力を測っている。

小学生は、学年ごとに「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横跳び」「20mシャトルラン(往復持久走)」「50m走」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」の8項目を調査。また、小学校入学前の外遊びの実施状況についてもアンケート調査している。

それによると、性別・年齢にかかわらず、小学校入学前に体を動かす遊びをしていた頻度が「週4日以上の群」は「週3日以下の群」より体力テストの合計点が上回っていた。

男子は年齢が上がるほど高くなる傾向にあり、6歳で1・4ポイントの差(「週4日以上」31・9点、「週3日以下」30・5点)があり、11歳で3・0ポイントの差(「週4日以上」61・7点、「週3日以下」58・7点)がつく。

一方の女子は、9歳が最も差が大きく3・1ポイントの差(「週4日以上」51・9点、「週3日以下」48・8点)で、第二次成長期にさしかかると推測される10歳以降は再び1ポイント台に落ち着く傾向にあった。

2022年10月24日号より

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