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東京都の民間保育施設の9月入所0、1歳の定員割れが拡大傾向/都民保協調査

東京都民間保育園協会はこのほど、都内保育の民間保育施設について令和4年9月入所の定員割れ状況をまとめた。それによると、保育施設の受け入れ可能数は2万3000人。全体数は、コロナ禍による保育所利用控えの影響が強かった令和3年9月に比べて減少していたが、0歳、1歳については前年より増えていた。低年齢児の定員割れは経営に与える影響も大きく、同協会では危機感を強めている。
協会では、各市区町村のホームページで公表している、4月(5月入所に向けての空き状況)、9月入所での保育施設の受け入れ可能数(0・1・2歳については、家庭的保育や小規模保育等も含む)を集約した。

それによると、9月入所の受入可能な児童数として公表されたのは下記。
区部・市部を合わせた空きは2万3495人。令和4年4月入所と比べると、4079人の減少。0歳、1歳の減少幅が大きく、8割近くに上る。
23区、市部の空き状況は、下記。

23区
0歳 1530人
1歳 1428人
2歳 2165人
3歳 3767人
4歳 4984人
5歳 5477人
計  1万9351人

市部では
0歳  335人
1歳  258人
2歳  440人
3歳  820人
4歳 1110人
5歳 1131人
計  4144人


「遊育」10月24日号では、令和3年9月・令和4年4月入所の受け入れ可能数の推移を掲載。東京都の定員割れの現況に迫っている。

2022年10月24日号より

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